「守りの業務」を減らし、「攻めの業務」を増やすには

こんにちは、坂本です。

仕事には「攻めと守り」の2種類があるとします。すると、大抵「守りの仕事が多くて全然攻めてないっすねー時間なくて。」という話になりまます。

そこで今回のテーマは、「守りの業務」を減らし、「攻めの業務」を増やすにはどうすればいいか?

ECにおける「攻めと守り」

ECだと「攻めと守り」ってどんな作業でしょうか。

(1)守りの仕事(現状の維持。受注処理、問合せ対応とか)
(2)攻めの仕事(状況の改善。ページ改善、各種の勉強、システム導入とか)

こんな感じ?

「時間が足りないから攻められない」と語る人が多いです。
が、時間はみんなに平等です。

「攻めの仕事」の時間、確保できてますか?

会社員が「指示された仕事が多すぎて忙しい」というのは分かりますが、自分の時間をいかようにでも使える経営者が「仕事が沢山振ってきて忙しい」って口にするのは宜しくないですね(自戒)。自分の力で好きに変えられるわけですから。

本当の問題点は、守りの仕事に「時間を掛けすぎている」ことかもしれません。つまり、効率化が足りない。だから、キーボードを倍のスピードで叩くんです!・・というのは限界があるので、仕事のムダを省くしかありません。

時間を食ってる「守りの仕事」を効率化して、攻めるための時間を捻出しましょう。

人に頼む前に、まず「仕事を減らす」

「忙しいから人に任せたい」人も多いと思います。分かります。

ですが、まず仕事のプロセスを改善し、作業の無駄を減らさないといけません。

「無駄な作業」を誰かに頼むと、お金を掛けて無駄な作業をすることになります。しかも、その無駄な作業をアナタが指導したり、無駄な作業のマニュアルを作ったり、無駄な作業についての質問が来て、無駄な返事をすることになります。地獄絵図ですね。

まずは、仕事を減らすんです。

どうするか。色んな方法があります。
弊社コンサル先に向けたご提案から、一部を抜粋してご紹介します。

作業を減らす

  • コスト(時間や手間やストレス)に対して「ケチ」になる。
  • 無意味な往訪・来訪を減らす。効果の低い作業はしない。
  • 頼まれごとを気軽に引き受けない。
  • 「自分の人件費」と「投資対効果」を考える。
  • シンプルにする

  • できるだけ簡略化・テンプレート化・パターン化する。
  • ページやメルマガ制作で「去年の母の日に作ったものを掘り起こして使う」など。
  • 一石三鳥四鳥を狙う。
  • あらゆる作業で手抜きを考える。
  • 完璧にしない

  • 必要要件(目的)を満たせば完璧でなくても良い。無理をしない。
  • 手直しし続けて公開しないのではなく、公開してから手直しする。
  • 早く間違えて早く訂正する。
  • 価格を間違えるとヤバイですが、それ以外の表現は重く考えない
  • マニュアル化する

  • 作業工程を明文化
  • 自分自身の整理にもなるし、一度やっておけば社内・社外への作業委託が楽になる。
  • 一番簡単なマニュアルは「チェックリスト」。
  • たまにしかやらない作業ほど、次回までに手順を忘れるのでマニュアル化が重要。
  • 時間を再投資する

  • 効率化で捻出した時間は、顧客満足度や職場環境を改善したり、更なる効率化のために「再投資」する。
  • 「守りの仕事」を効率化するために

    見えないところに実力が出る

    前述の「攻めと守り」の仕事で言うと、「攻めの仕事」は外からでも見えますよね。

    でも、「守りの効率化」は、あまり外から見えない。有名店を見るとページの構成とかメルマガの内容が気になりますけど、効率化や組織化みたいな、裏の努力にこそ凄味があるように思います。

    効率化というとシステム入れる話を考えちゃいますが・・真の問題はシステムじゃなくて、考え方にあるんじゃないかな。

    「整理整頓」で決断力を鍛えよう

    何を残すか・捨てるか考えるのって、本当に疲れます。だからついサボリがちになる。でも、捨てることから逃げていると、どんどん無駄が増えて、ゴールから遠ざかる気がするんですよね。

    強い決意を持って、無駄を捨てていきましょう。

    自分もまだまだで、こんな記事書いているくせにまた最近デスクまわりが散らかってますが、この機会に色々ガッツリ捨てたいと思います。

    「一緒に『何を捨てるか』考えて欲しい」方は、弊社コンサルティングをご検討ください!興味のある方は、以下からどうぞ。

    カテゴリー: EC業務の効率化

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