こんにちは、坂本です。
後発のお店って、大変ですか?ライバルが多くて、埋もれてしまうと思いますか?
いや実は、そうでもないんです。なぜなら、後発のお店は、「後出しジャンケン」が出来ます。やりかた次第では、結構いいと思うんですよね。 そんな話を書きます。いわば、後発店舗のための「後出しジャンケンで勝つ方法」。
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競合店と正面からぶつからない
先行する競合がいて一番になれない場合は、正面からぶつからない。ズラしたり絞ったりして、専門店化します。
「競合とかぶらない場所」を陣取って差別化
たとえば既に寝具ジャンルが激戦なら・・「こどもの布団専門店」とか「冷えない寝具専門店」になるみたいな。本業が地元で寝具全般売ってても、ECは専門店化。
すでにEC1店舗目が割と大きければ、2店舗目で専門店を作るとか。色々やり方はあります。
そういえば「ブランド力のない中小EC」で本店がうまくいってるところって、「本店はモール店よりも専門化して作っている」印象があります。どうでしょう。
もちろん、ズラしたポジションを取れば全てが解決するわけではありません。そういった立ち位置を上手く活用するための見せ方、情報発信、検索対策などなど、戦略は戦術と絡めていく必要があります。当たり前ですが念のため。
店舗のポジションをズラす・絞るときの注意点
私、USBで動く雑貨が好きなんです。
で、USBの扇風機とか。だからといってズラした新カテゴリとして「USBで動く扇風機専門のネットショップ 」を開店しても・・苦戦は必至ですよねw
大きすぎず小さすぎず。適切なサイズを見極める
専門店作戦はいいと思うんですよ。でも、さすがに絞りすぎると成り立たない気がする。自分の願望から新カテゴリ作っちゃダメ。 どう考えるかはいろんな観点があるので書ききれませんが、丁度良いサイズと角度を考えるべきだと思います。なんというか、ニッチ気味に攻めるにしても、ちょうどピントが合う大きさがあるはず。
時代に沿って、ニッチは「大きくなる」
今、この時代になって、狙い目というか穴というか、意外なチャンスが結構転がっているんじゃないかという予感がしますよ。
前に、某社長に聞いた話。90年代に○○○専門ネットショップを作ったときは、面白いから雑誌とかあちこちに取り上げられたけど、コア過ぎて実際にはさほど売れなかった。だから締めちゃった。でも、今ならいけると思う、とのこと。ネットを使う人口は間違いなく増えています。客層も広がっている。
EC市場は時代と共に変わる。変化にチャンスがある
ECって早い者勝ちで、後から参加するとめっちゃ不利だと思ってしまいがちですが(実際そういう側面はありますが)、でも、時間と共に市場の状況は変わっていくので、そこに必ずチャンスがあると思うんです。
実際、そんな感じで、独自のポジションを取って「売上が50倍になった事例」という話があります。弊社クライアントの実話です。すごい。※もし興味あれば、続きはこちら。
時代はどんどん変わります。だから、常に新しいチャンスが有るんです。後発の皆さん、頑張りましょう!
PS
逆に、先行者の皆さんは油断するとまずいですよ、って話でもありますね。
PPS
自分にどんなチャンスがあるかな?どんな専門店を作れるだろう?と思った方は、弊社コンサルタントまでお気軽にご相談下さいmm 市場の選び方、関連して実施したいオススメ戦術まで案内できます。
カテゴリー: EC戦略論