難問が現れたら「あの人ならどう解くか」と考える

こんにちは、坂本です。今日の話は「煮詰まったとき」どうするかについて。

いきなり結論を書くと「難問が現れ、自分の考えだけでは煮詰まってしまう時には、『もしあの人だったらどう解くか』を想像すると突破口になるかもよ」という話です。

この世界にパラレルワールドは実在する?

先日、ケーブルテレビで「パラレルワールドは実在する」という番組を見ました。ペンシルバニア大学の教授とかがそういう説をマジメに提唱しているんだとか。

以下抜粋。

この世界とは別の宇宙が存在していて、そこに“もう1人の自分”が生きていたら──そんな空想は長らくSFの世界の楽しいお遊びとされてきた。ところが近年、そうした並行宇宙が最先端の物理学と宇宙論で真剣に議論されている。宇宙(ユニバース)は1つではなく、多宇宙(マルチバース)があるという考え方だ。

面白いので興味がある人はリンク先をどうぞ 日経サイエンスの記事

マルチバースは無限に広がっており、ありとあらゆる「歴史のIF」とか「もしあのとき○○していたら」の結果が、全て実在する・・んだそうです。

「歴史のIF」は全て実在するかも

ってことは。逆に。

「ジョブズじゃない人がアップルを作った世界」「三木谷さんじゃない人が楽天を経営している世界」があり得る。だから「三木谷さんがいなくて、誰か別の人が『楽天市場』を作った世界」が実在する。パラレルワールド各世界に存在する、別々の楽天株式会社においては、二木谷さんと三木谷さんと四木谷さんがいるわけです。そういえば「もしホリエモンが、楽天のCEOだったら」、っていう記事があったな。パラレルワールドだ。

もしもネットショップを他の店長が運営したら

ところで、あなたが今やっているネットショップ。他の人がやってたら、どう違うんでしょうね。「自分じゃない人が自分の仕事をしているパラレルワールドでは一体何が起こっているか」と思えば、発想のヒントが見つかる・・・かも。

違った切り口で考えることで、発想のヒントが見つかる

たとえば、自分がケーキ屋だとして、もし某自転車さんの人を想像して、もし彼だったら、どんな店舗運営をしてるかなーと考えてみる。長文のテキストメルマガを書いているだろうか。取引先を巻き込んで共同企画をやっているだろうか。等々。ふだんと違う角度からのアイデアになるので、色々ヒントが見つかるわけですね。リアリティは余り考慮しなくていいです。考えてみると発想を生む刺激になるかもね、という程度の話なので。

「店長が変わると店が変わる」のは、よくあること

実際、店長が替わると店が変わる、ということもよくあります。そういえば私も昔、「俺、超がんばってて手詰まり!もう無理!」と思ってるところに、「私と全く違うスキルを持っている他の人」が着任して、「こうしたらいいんじゃね?」つって考えても無かった解決策を持ってきて、プライドを打ち砕かれて昏倒したことがありました。苦い思い出。人が違えば、ぜんぜん違うことを思いつくもんです。

冒頭書いたように、実際パラレルワールドは(たぶん)実在するので、あなた以外の人が、あなたの店を運営している世界も(たぶん)実在します。異世界にいる他の店長/社長について想像してみると、普段の自分には思いつかない「色んな選択肢」が見えてくるかもしれません。

PS

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カテゴリー: 判断力と実行力

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