そういえば楽天が結婚相談所大手のオーネットを随分前に買収して、なんで?と思ったことがありますが、そういう話ではなくて。
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Eコマースは、生産者と消費者のお見合い
例えるならばeコマースは、田舎のおっちゃん(生産者)と、都会のおばちゃん(消費者)のお見合いです(しかも遠距離)。
2人の仲を取り持つワタクシは、結婚相談所であります。
イーコマースの3つの特徴
なぜそう思うかを3つ挙げます。食品のECを想像してください。
1. 都会のおばちゃんの好みと、周りにいるライバル(リアル含む他店)を把握しておきます
2. 田舎のおっちゃんの強みと、それがどんな人にウケるかを把握しておきます
3. おっちゃんの強みを上手く引き出し、それを好むおばちゃんに紹介します
田舎のおっちゃんは中々不器用で、とても良いものを持っているのに、それをおばちゃんに上手くアピールすることが苦手だったりします。
おばちゃんの近くにいるライバル(=スーパーにいる大量生産品)に、ハートを奪われがちです。俺の方がおばちゃんのことを想っているのに!なんであんなやつに!状態。
相手とライバルを知り、アピール戦略を考える
じゃあどうすれば良いか。
例えば、おばちゃんの周りにいるライバルを把握し、彼らに無い点をアピールすると良いですね。伝統的とか、手作りとか、泥がついてるとか、葉っぱついたままだとか。そう、ワイルドさをアピール♪
そのためには、おばちゃんのことをもっと知らなくてはいけません。ホントにワイルドが好みなのかとか。だから、先日書いた「相手への誠実な興味、慮り(オモンパカリ)」とか「仮想敵をどこに置くか」とかの視点が大切になるわけです。
大切なのは「強み」と「好み」のマッチング
それと八方美人はダメ。誰にでもモテようとしてはいけませんね。アタックするタイプはしっかり絞りましょう。強みとタイプがしっかりしてれば、言葉の壁を乗り越えて海外でもモテるらしいです(中国とか)。
それにしてもつくづく思いますのは、Eコマースとか決済システムとかTCP/IPとか物流とか、プロモーションとかブランディングとか見本市とか、キャッチコピーとかメルマガとかレコメンドエンジンとか、SEOとかネットモールとかCRMとかコマースデザイン(株)とか、全て、この2人の仲を取り持つだけの存在に過ぎず、脇役なのです。
金がかかるしすごく重要に見えますが、インフラは脇役。大切なのは2人の気持ちです。
周りが力づくでくっつけられるものではない。だから、「強み」と「好み」のマッチングが大切なんです。じゃないと、単なる押し付け、愛のない結婚になっちゃいますよね。
売りたいんです!使えば分かります!っていう商品への愛情は大切ですが・・そこに「買い手への」愛はあるのかい?
PS
あ、私、日本有数の田舎である高知県出身です。モテそうなおっちゃんが沢山いますよー。
PPS
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