こんにちは、坂本です。
「いや~、最近売上ガタガタですわ。昨対割れてますわ。ライバル増えすぎて。」今日、古い知り合いの店長さんから、そんな話を聞きました。そんな人多いですね。
ただ、そもそもECは参入障壁が低いので、ライバルが増えないはずが無いんです。よって、現状維持のままでは、ライバルが増え、自然に売上は減ります。
市場が成長しているときは、競争激化・シェア低下を「隠してくれる」ので、見た目上は売上は変わりません。でも、成熟期に入ると、売上は維持できません。「上昇気流が吹いている中での現状維持」という企業は、成熟期に入ると売上が下がってくるわけです。
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ネットショップ業界における競争激化対策とは?
というわけで、競争激化対策について考えてみます。
乱暴に分けると対策は2つです。
1. お店の力を高める
2. 勝てる土俵で戦う ←今日の話題はこっち
1ももちろん大事ですよ。でも・・この現状でも売上をじりじり伸ばしてて、平和に運営してるお店って、そもそも2が多いように思います。意図的にせよ偶然にせよ、「勝てる土俵」で商売してます。
自店舗が勝てる土俵「意外性ニッチ」で勝負する
勝てる土俵とは何かというと「意外系ニッチ」。意外とライバルが少なくて意外と儲かる場所!具体例はあげませんが、たとえば女性用化粧品より男性用化粧品、みたいな。市場規模は小さいですが、ライバルが少ない。需要と供給のギャップがある場所です。
市場の成熟により、ニッチも次第に競争激化していく
しかし、市場が成熟していくに従って、この意外系ニッチは徐々に埋まっていきます。これは自然の摂理です。中央のマーケットが埋まれば、周縁に流れる人が増えます。
あたかも、新大陸アメリカの東海岸が栄えた後・・・多くの人が西部を目指したように。東部の成功者は、東部を動きません。西部なんて未開の地ですから。だからこそ、西部に希望を抱いた人が沢山いたわけです。
あなたが東海岸で戦っているそのスキル、資金を、西部開拓に使ってみませんか。まるで赤子の手をひねるように・・市場が開拓できるかもしれませんよ。
未開拓マーケットの開拓は、スピードが勝負
ところで。
西部開拓の初期、土地はどうやって配分したか知ってますか?
早い者勝ちです。
Go West!
PS
西部行きの馬車(=英語で言うとコーチ)に興味がある方は、弊社までご相談下さい。ライバルの新規参入が心配な「ネイティブニッチ」の皆様も、お早めにご相談下さい。
カテゴリー: EC戦略論