こんにちは、坂本です。今回は「失敗にどう向き合えばいいか?」について考えてみます。
弊社は、EC事業への支援をしています。皆さん頑張って事業に取り組んでおられますが、最近、クライアントさんの様子を見ていると、たまに「失敗したら凄く落ち込むタイプ」の人がいることに気づきました。仕事に真剣で、失敗を反省しすぎるあまり、考えすぎて身動きが取れなくなってしまう状態。。
いやまあ、失敗しているわけですから「無理やり前向きになる」のは難しい。わかります。ただ、自分を責めるだけではツライですよね。「無理やりポジティブ」で失敗に学ばないのはよくないけど、自分の心も傷つけない「ちょうどいい塩梅」で、失敗と向き合いたいものですよね。そんな話をします。
- 目次 -
「失敗から学んで、引きずらない」ために
人間は失敗から学びます。子供が自転車の乗り方を覚えるがごとく、「なんども転びながら学ぶ」のが自然な姿です。トライアンドエラーですね。
そうそう、子供の頃は沢山失敗をしてたなあ。
でも、なぜか、大人になってからは、失敗が怖くなってきたかも。。
「個人的な失敗」は割と平気
私個人の話にお付き合いください。
私、大人になってからもポカが多く、プライベートではよく失敗しています。
私の失敗パターン
例えば食洗機。
- 洗剤を入れ忘れた状態でスタートし、汚れが落ちていないことがよくありました。
- フタを閉め忘れたままボタンを押してエラーが出たり
- 洗剤を入れてフタも閉めたけど洗うボタンを押し忘れたり…
まあ大体ウッカリ系ですね。あらゆる道具に対して「慣れるまでは難しい」と感じます。
まあ、ここまでではなくても、みなさんにも「生活上のミス」はたくさんあるのではないかと思います。
私の失敗対策パターン
失敗した後にはどうするかと言うと、
- まずリカバリー。火消しとか応急措置とも言います。
- 次に再発防止。恒久対応とか言いますね。
です。
食洗機の例で言うと、「食器の汚れが取れてない」場合。。
まず応急措置としては、さっさと手で洗えばいいw
時間があればもう一度「洗うボタン」を押せばいいだけです。
次に再発防止です。「洗剤を入れ忘れる失敗」が複数発生しているようなら、うっかりミスへの対策が必要です。例えば、目につくところに洗剤を置いたり、洗うボタンの横に「洗剤を入れたか?」と書いておくなど。
私の場合は「食洗機洗剤を食洗機に貼り付ける」ことで入れ忘れが防げました!マグネットで貼り付けるタイプのやつです。目に入るので入れ忘れません。
そんな感じで、失敗が多いですが、失敗したら、対策すればいいだけの話。ミスするたびに再発防止を考えて、今では当たり前に食洗機を使えています。 「気楽に間違えて、サクッと改善」。
自分はウッカリしているので、多少のミスは当たり前です。大した問題ではないので、落ち込んだりはしません。淡々と改善策を打ち続けます。
「仕事の失敗」だと重く考えすぎちゃう
ところが!
仕事が絡む失敗だと、「気楽に間違えて、サクッと改善」が難しくなります。
仕事の失敗は、すごく怒られる
例えば、仕事でこんな失敗をしたら、どうなるでしょう。
あなたがお店の食器洗い担当だとして「業務用食洗機を使い間違えた」という状態を想像してください。
- 洗剤を入れ忘れた。そのせいで「十分に洗えていない食器」でお客さんに料理を提供してしまった
おそらく、ものすごく怒られると思います。
不衛生、お客様が体調崩すかも、店舗へのイメージの悪化、店のスタッフの努力がお前ひとりのミスで台無しだ、悪いレビューがつけられる、潰れる、お前は店を潰すようなことをしたのだ、責任を取れるのか、この店の売上を知っているのか、給料に換算すると何年分だと思っているのだ、、書いててツライ
ここまで怒られると、おそらく「自宅で食洗機を使い間違えたとき」とは違い、ミスを反省して再発防止をするのではなく、「食洗機に近づかないようにしよう」「食洗機の担当から外してもらおう」「向いてないから辞めよう」とか考えますよね。
「気軽な失敗対策」がやりづらい
でも、落ち着きましょう。
これ、現象としては、自宅の食洗機での失敗と同じなんです。
だから対策も同じです!
なのですが・・・
- 「いやーやっちゃいました。でも大丈夫。食洗機洗剤を食洗機に貼り付けると入れ忘れが防げます!マグネットで貼り付けるタイプのやつです。目に入るので入れ忘れません。」
「お前が気をつければいいだけだろう」「なめてんのか」とか怒られそうですね。
- 「自分はウッカリしているので、多少のミスは当たり前です。大した問題ではないので、落ち込んだり、反省はしません。」
なんて言うとどうなるでしょうか・・クビになるかも・・
「影響が大きいほうが、対策を取りづらい」
不思議だと思いませんか?
- プライベートで食洗機を使い間違えた場合は、さっさとリカバリーして再発防止を考えて、とっくに工夫が済んでいる状態です。気軽な失敗だから、気軽なまま再発防止が完了しています。
- 仕事上で起きた問題だと、発生している事象は同じでも、怒られたダメージが大きすぎて反省するどころか仕事恐怖症になってしまいます。
こうなると、おっかなびっくりやるようになって仕事の効率も下がり、失敗したときには「もうこの仕事は無理だ」と思うようになります。自分に自信がないので、リカバリー策にも再発防止策にも自信がありません。
他のスタッフが、ミス対策の仕掛けをしてない状態で普通に食洗機を使えているのを見て「食洗機一つ使えない自分はダメ人間だ」とネガティブ思考に陥るかもしれません。
現象=問題の構造としては同じなのに、影響が大きすぎて、サクッと解決できなくなっている。
「失敗感情」の扱い方
ということで、構造が見えてきました。
- 「誰にも迷惑のかからない失敗」であれば、気軽に失敗して、再発防止策を考えて、どんどん上達していく
- 「人に迷惑のかかる失敗の場合」は、失敗の構造自体は同じなのに、途端に改善ができなくなる
なぜでしょう?
実は、心の中で、こんなことが起こっていませんか?
失敗分析ではなく「自己分析」を始めてませんか
変に深く考えすぎて自己否定に走ってしまったりします。
- 「どうして自分はボタン一つ押せないんだ。思い返せば、自分の人生ではいつもボタンを押し忘れてきた気がする…なんてだめな人間なんだ自分は…」
たかだか「ボタンを押す」「洗剤を忘れず入れる」だけのことに対して、大きな意味付けをしすぎて迷子になってしまうわけです。深刻に考えすぎて、迷子になってませんか?
できなかった自分を許してみませんか
なぜそんな意味付けをしてしまうのか?
「完璧でありたい自分」と「現実の自分」のギャップが発生しているからでしょうね。
自分の中にいる「理想の自分」が、理想に届かない「現実の自分」を責めていませんか。
これ、やめましょう。
例えば、
- 自分は簡単なこともできない人間なんだ
なんて自分を責めてたりします。
でもほんとですか?「簡単なことが出来た経験が一度もない」のですか?たとえば、食洗機を操作するよりもPCや車の操作のほうが難しいですよね。失敗した自分と向き合うべく、いまこの記事をここまで読めましたよね。
- いつもうっかり間違える人間
いや、「うっかり間違えなかった経験」を探してみましょう。いま、服を前後反対に着てますか?靴下も反対ですか?全部反対だったら逆にすごいですが、間違えてないですよね別に。
というように、「自分で自分を責めるときの言葉」って「極端になる」傾向がありまして、論理破綻してるんだけど、脳内でリフレインしてて、心を傷つけ続けるところがあります。
ただ、冷静になると反論が簡単なんですね。「毎回なにもかも失敗している」わけではないですし。
「理想の自分」が、理想に届かない「現実の自分」を責めるのではなく、逆に理想の自分が「まだそこに到達してない現実の自分」を、慰めたり励ましたりするアプローチだってあっていいと思いますけどねー。
今まさに凹んでいる方へ
感情は反射的に発生しますから、誰しも、一時的に落ち込むことからは逃れられないものなんだろうと思います。
沈んだままではなく「自分で自分の失敗を許す」というか、、凹みを抱きかかえていると水の底に沈んだままで浮かび上がれませんが、力を抜いて凹みを手放すと浮かんでこれるかも。まあでも本当に凹みの底にいる場合は、台風が過ぎるのを待つ感じになるのかな。。
個人的な経験ですが、なぐり書きでゴリゴリと紙に書くと、感情が成仏するかもしれません。発生した事実、誰に何を言われた、自分はどう思った・・書き出すと相対化できて(=自分から切り離せて)、気持ちが落ち着いたりします。
※興味のある方は「認知行動療法」とかで検索してみてください。精神科医とかカウンセラーの方法論のようですが、一般人にも勉強になります。
「失敗分析」の考え方
失敗のダメージの大きさから、「失敗や対策についての意味付けが大きすぎて考え込んでしまう」という事象が起こりがちです。失敗に凹みすぎて「考えること」自体を避けてしまうのです。
※なのでスタッフの失敗を叱責してビビらせる側の人は、スタッフを問題解決から遠ざけていると言えますね。
失敗は単なる現象であり、それに自分が「意味付け」をすることで、迷子になります。
一旦、自己分析・自己評価は棚上げしましょう。
一旦まず感情を落ち着けて、次に、失敗分析に取り組むといいんじゃないかなーと思います。
自己分析は棚上げして「失敗分析」をしよう
確かに、業務用食洗機で失敗すると、お客さんに汚れた皿でご飯を食べさせることになります。
ただ問題の構造としては、自宅の食洗機で間違えたときと同じです。
自分の心の中では精神的なダメージが大きいかもしれませんが、事象としての失敗の本質は「洗剤を入れ忘れた」ということだけです。であれば、対策すべき方法も同じはずです。
※まず応急措置に集中して、それが済んだ後の対策ですね。
お客さんとかお店の受けたダメージの大きさは脇に置いて、自己評価についても一旦脇において、失敗構造にフォーカスして対策を考えるべき。「洗剤を入れ忘れないための工夫」は、ダメージが大きかろうが小さかろうが変わらない。ダメージの大きさ云々と、問題発生までの因果関係は、切り分けて考えましょう。
失敗から2つの情報を取り出して、次に活かそう
失敗から発生したダメージばかり目に入って、学ぶことを忘れてしまうと、せっかくの失敗のメリットを活かせなくなります。失敗は単にマイナスなことばかりではなくて、自分の傾向に気づいたり、未来の失敗を防いだりするためのチャンスでもあります。
「失敗は成功のもと」という言葉どおり、失敗にはいろんな学びが含まれているものです。失敗を分析し、上手に学ぶことができれば、中長期的に見て大きな成長につながります。
具体的には、次の「2つの意味」に着目して分析してみましょう。
1:「改善の材料」として今後に活かす
今回起きてしまった問題に対して、「改善の材料」がないか探してみましょう。今回の失敗で「この作業工程は、失敗する可能性がある」という情報が得られたので、次に同じ失敗をしないように、仕組みや手順を見直し、先回りして対処します。
例えば
- 食洗機のボタンの横に注意書きを貼る
- 食洗機の横の壁の目の高さに注意書きを貼る
- 食洗機洗剤を目につくところに置く
- スタッフ全員で食洗機の使い方研修をする
などなど。
あなたの失敗は、「あなた以外の誰か」も起こしてしまう、かもしれません。
だから、「あなたの失敗」に学んで対策を取っておけば、「未来の失敗」が防げます。たとえば「うっかりしている状態・忙しすぎる状態でも失敗しない仕組み」ができていれば、新人さんが入ってきたときも教えるのがラク。
ミスが少ない状態が維持できて、結果的に、中長期の成果が高まるはずです。つまり、あなたの失敗こそが、未来の成果を高め、リスクを引き下げるわけです。よくぞ失敗してくださいました!
2:「自分の傾向」として今後に活かす
1つめは、「自分の失敗を糧に、事業やチームに対して貢献する」話でした。
次は、「自分の失敗を糧に、自分を生きやすくする」ための話です。
こういった失敗を繰り返すうちに、「自分が失敗しやすい傾向」が見えてきますよね。
例えば、
- 自分は「ボタンを押し忘れる」ミスが起こしがち
ということがわかったとします。
自分の傾向が見えてきたら、「失敗しそうな作業」が分かってきますよね。洗濯機、掃除機、レンジ、オーブン、エアコンなど…ボタンを押すさまざまな作業が発生した時に、「ボタンを押す仕事のときはちゃんと動いているか2度確認しよう」「ボタンを見つけたら注意書きを貼ろう」と、先回りして対策できます。
このように、1回の失敗を深く分析したことで、将来起きるかもしれない失敗まで防げるわけです。
坂本の個人的な対策
私の「失敗分析」を紹介します。
私の失敗傾向として、食洗機のボタンを押し忘れたり、洗剤を入れ忘れたり、約束の時間を忘れたり、忘れ物をしたりします。抽象化・一般化すると、失敗パターンとしては、わたしは常に何かしら考え事をしているので、「何かを考えすぎて何かをウッカリ忘れる」傾向にあるようです。
自分の失敗パターンがわかりました。
そうすると、対策も見えてきます。
私の失敗を防ぐ工夫は、こちらの写真をご覧ください。
左から順に説明します。
- 普通のキッチンタイマー
- 「残りあと何分」を可視化するタイマー
- 時計
下段にくっついているのは、プログラマブルタイマー(ボタンを押すと20分ごとにアラームがなります)。
さらに、写真に写ってませんが、GoogleHomeやAppleWatchを使いまして、「ねえgoogle、11:30にアラームをかけて」とかやります。これらを使い分けることにより、自分の考え事に没頭して失敗することが減り、仕事が円滑になりました。
他にも課題はありますが、今後も工夫をして「自分を変えずに環境を変える」という信念を貫いていきますw
経営者・管理職の方へ
ということで、この記事では、「現象としてはちょっとした失敗」なのに「意味合いとしては大きい」場合、その失敗に対しての感情が肥大化し、対処を難しくしている・・という構造について洞察しました。
ところで、この「素直に失敗と向き合えないネガティブ感情」を生んでいる要因が、実は管理職や経営者の言動、というパターンは結構ありそうですよね。このブログの読者は、経営者・管理職の方も多いので少し補足です。ほぼ自戒なんですけど、もう少しお付き合いください。
「責めると閉じる」
「叱責」は、相手に防衛心を生み、「論理的ではないモード」にしてしまうという特性があります。
脳科学では、闘争逃走反応といいます。戦うor逃げるための身体的な反応です。人間の本能です。サバンナでライオンを見かけたときや、アナタに叱責されたときに、人間の体からアドレナリンが分泌されて、心拍数と血流を高めて、感情を高ぶらせ、人を「論理的ではないモード」にしてしまいます。
行動が早まるかもしれませんが、それは「叱られる状態から逃走するための行動」なので、ほんとうの意味で、冷静に自分で考えて動いている状態ではない、といえます。
叱責パワーで急かすと、火消し行動はできても、「上手な再発防止」は進まないかもなあ。。いやー自戒。
この観点に立つと、お前わかってんのか!みたいに「叱りながら考えさせる」のも難しいとわかりますよね。叱ると思考が止まるからです。
これ、道徳の話ではないんです。
マネジメント観点において、安易な叱責は悪手なんじゃないかなーという話ですね。
関連して、サッカーをやっている子どもに対して、良くないプレーを止めるべくガンガン叱ると、その子どもは「そのプレーをやらないようになる」だけでなく「サッカー自体をやりたくなくなる」そうです。これ、仕事に当てはめてみると、中々危ないですね。
失敗した時によく怒られる職場では、失敗を避ける心理が強く出てしまいます。「うちのスタッフは自分で考えない」という人は、自分の振る舞いが原因かもしれませんよ・・
つい怒っちゃう人へ
人間が感情的になる理由って、「当該のテーマに対しての真剣度が高い」ほど、怒ったり凹んだりするんだそうです。だから、自分はこの件について熱意が強いんだなーと、自己認知してください。
そのうえで、「つい反射的に怒っちゃう」「止められない」人は、私のウッカリと同じで、脳の性質だと思います。なので、私のウッカリ対策と同じように、セルフコントロールだけに期待せず「工夫」で対処するのが良いかと思います。
ちなみに、人によっては、、真面目なスタッフは、あなたに怒られたら、そのときの「怒られた言葉」を反芻していたりします。1回怒られたら、その時のあなたの言葉を反芻し、自分で自分に対して何十回も叩きつけていたりします。これは病みます。管理職は「伝わってないように見えた相手」には「何回も言い続ける」行動をしがちですが、表面に現れてなくても、受け止め方は人それぞれ違うんですよね。自分主観には気をつけましょう。
「敢えて失敗を増やす」という考え方も
弊社のECコンサルティングで実際に提案した話です。
とあるクライアントさんが、「新人メンバーの動きが遅い。たぶん、失敗を避けようとして腰が重い」ということでお悩みでした。伝え方の工夫をしたいとのことで、一緒に考えて、あることを伝えたらうまく回るようになりました。
- あなたが入社したこの会社は、以前の会社とは、おそらくゲームのルールが違います。
- 昔の会社は、いわば「500円で1回しかできないUFOキャッチャー」でした。「慎重にプレイする」のが正解です。
- でも、この会社は、いわば「1,000円払うと時間内に何度でも失敗ができるUFOキャッチャー」です。どういうプレイが正解ですか?
- はい、答えは「短時間で効率的に沢山チャレンジして失敗して、またやり直す」です。昔の職場とはルールが違うので、仕事のやり方も変えてみてくださいねー
というたとえ話により、新人さんが失敗を恐れなくなったそうです。※私達のECコンサルは、販促のコンサルではなくEC事業全体のコンサルなので、こういったマネジメントの話題もよく出てきます。
「失敗しても大丈夫」にする工夫
ただまあ、「チャレンジしよう、ただし、失敗はしないでね」というわけにはいきませんよね。「チャレンジしよう」は、「失敗しても大丈夫だからやってみよう」と同義であるべきです。となると、マネジメント側としては「失敗されても大丈夫な工夫」をしたいですね。
ちょうど先日とあるセミナーで、某有名ECサイトの社長さんと対談しました。その会社は、次々と新商品を出してて、それらが全部キャラが立ってて、売れている。
そこで、わたし社長さんに「なぜそんなたくさんのチャレンジをできるのか」を聞きました。答えは、「失敗しても大丈夫な状態を担保して、チャレンジしている」とのことでした。失敗を叱責するよりも「失敗しても大丈夫な算段や準備をした上で、小さいな失敗を推奨し、たくさん学んで考えてもらう」。
なるほど。。もはや一流の社長は「失敗を増やす工夫」をしていると言えますね。うーんかくありたい。。
まとめ
「失敗」というテーマで、色々掘り下げて考えてみました。失敗って、単に「よくないこと」ではなく、結構深い意味と経緯があるなーと思いまして、そのあたりが伝われば幸いです。
コロナの影響で、この先もよくわからない状況ですが、こういった状況変化の激しい時代においては、試行錯誤してたくさん失敗することになろうかと思います。
失敗するたびに心がヘコんで立ち止まっているようであれば、この先生きていけなくなるので、失敗しても大丈夫な状態を担保し、どんどん失敗していくのが大切じゃないかなと。
特に、「自分の失敗を自分で許す」という気持ちになるのが重要だと思います。あと、経営側の皆さんは、失敗しても大丈夫な仕組みを作り、あまり叱責せずにトライアンドエラーを回していきたいですね。
皆さん、頑張ってたくさん失敗していきましょう!
PS
私は食洗器は失敗しなくなりましたが、次は「洗濯機を使えるようになる」というチャレンジをする予定です。一緒に頑張りましょう。
PPS
我々は、ECの販促だけでなく「EC事業全体」のコンサルをやっております。マネジメントで悩んだときにも、気軽にお問い合わせください!
カテゴリー: 判断力と実行力