雑誌に掲載されました

坂本です。

「知る人ぞ知る、隠れ家系コンサルタント」を自称している私ですが、先日、雑誌に載りました。日経ネットマーケティングという雑誌です(定期購読のみ)。

日経ネットマーケティングに掲載されました

テーマは「売れる仕組みの作り方 楽天市場の研究」。表紙右下の、第二特集です。

テーマは「売れる仕組みの作り方 楽天市場の研究」

実は、1月くらいに記者の方から打診を頂きまして。。

「最近、楽天市場内の競争が結構激しいみたいで、『メガショップじゃない普通の店が生き残る方法』とかあれば教えて頂きたいんです」

・・というお話だったので、それは何より大事なことだと思って、気合い入れて、2時間延々ご説明しました!

が!載ったのは10分くらいでさらっとしゃべった箇所だけでしたww

競争激化の中、普通の店が生き残るには?

物足りないんで、喋った内容を一部ここで書きます…。

まず、誰も逃れられない「競争が激しくなる仕組み」が存在します。

・人気の分野は競争が激しくなる
・すると、人気分野を避けて、新しい分野を開拓する人が出てくる
・それを見て、その新しい分野に人々が殺到し、競争が激しくなる
・以下繰り返し

時間と共に、どの分野も競争は激しくなる

例えば…私、昔「甘栗専門のネットショップ」を担当してました。それまでの常識では甘栗専門店なんて有り得ないわけですよ、ネットでは。でも、色々やって、売れました(私ではなく社長さんの実力です)。すると、何社か甘栗専門店が追いかけてくるわけです。

見たところこの社長さんは今でも安泰みたいですけど、後発にやられてしまうケースも少なくありません。

詳しくは以前書いた記事をご覧下さい。

時間と共に競争は激しくなる。だから新しい分野を開拓するわけですが、そこも競争が発生する。これは世の常だと思います。

競争が激しくなる前にやるべきことは?

じゃあ、新しい分野を開拓する以外には何をすればいいかというと、競争が激しくならないうちに(既に競争が激しくなっていても)体質を改善することではないでしょうか。利益体質になること。

ざっくり初歩的な話だけ申しますと、2つの指標が大事。

・LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)リピート×利益率でどれだけ儲かるか
・CPO(Cost Per Order:顧客獲得単価) 新規客を獲得するのに掛かる宣伝費用

「LTV(お客さん1人からの儲け)」に対して「CPO(宣伝費)」が小さいほど儲かるわけです。だから、集客を工夫して宣伝費を下げつつも、リピート率を上げて儲けを増やす。簡単な話。

※なぜか日経ネット マーケの記事ではおかしな数字(CPO高すぎ!)になってます。。
これ私が言った数字じゃないですからね。。CPOは、LTVの半分以下であるべきです。

※この枠だけじゃなくて、記事本文にも私が喋ったことが載っています。

目の前の作業に追われたまま、競争が激化すると…

でも、目前の作業に追われて、LTVを上げる地道な作業はおろそかになりがち。CPO の安さに依存して商売している方が多いように思います。(ここ重要)そうすると、競争が激化してCPOが高騰すると、もうアウトです。

事実、SOY受賞店舗さんが倒産した記事を見ると、大抵「次第に広告費が負担となり…」なんて書かれているわけです。背筋が寒くなります。

利益体質になるよう、早目に「体質改善」をしよう

というわけで、「もっと安い広告枠はどこじゃー」なんて言う前に、早めの体質改善が大切ですよ、という話。まあ、他にも色々ありますけどね。ソロバン以外に大切なことも多いですし。

で、具体的に何したらええねん!という方は、長くなるので詳しくは拙著(4月発売予定)をご覧下さいww

かこつけて本の宣伝をしてしまいました。すいません。発売日が確定したら、また宣伝します^^;

ちなみに、この日経ネットマーケティングですが、名前の通り、インターネット上の販促・マーケの事例が満載の雑誌です。

一冊3000円ちょいと高額で、EC以外の事例も多いですが、最新の事例、ニュース、方法論が色々載っていますのでお勧めです。結構読んでる方多いみたいですよ。

PS
弊社のコンサルティングは、「体質改善プログラム」です。派手な広告も企画もポイントも使わない状態、「何もしない状態での、普段の売上」を高めるための提案をしています。興味のある方は、以下からお声かけください。

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