実は、データを全然見ないで運営しているんです。
見てもよく分からなくて。やっぱりダメでしょうか。
そんな話をよく聞きます。 答えは、「はい」でもあり、「いいえ」でもあります。 教科書的には分析した方が良いんですけど、実際、調子が良い時には「勘と経験」だけで売れると思います。データを見なくても、勘が冴え渡って、やる事なす事よく当たるような感じです。
多分、お客さんの気持ちや市場動向を体で把握して「自然と分かる状態」なんでしょうね。そんな感じで調子が良いときは、細かくデータを見るよりは、勘と経験で動いたほうが、スピーディーかもしれません。
データが必要になるとき
しかし・・・その状態は、永続しません。環境は変わります。
お客さんも世の中も変わり、ご本人も年を取ります。
そうなってくると、勘に頼らず、データも活用した方がよくなってきます。
時間が経って環境が変わるなどして、それまで冴えていた勘が「割と外しがち」になってくると…。
途端に自信を失うものです。「自分の感覚がもうダメなんじゃないか」と思って、自分の判断全てに自信が持てなくなったりします。つまり、「全部だめかも」、などと大げさに悩んでしまうんです。弱気になります。
データが「冷静さ」をもたらす
でも、そんな時にデータを見ると、
- 「確かにこの辺は変わったけど、この辺は今まで通りで大丈夫そうだ。」
- 「この辺は、自分の勘は結構冴えているな」
など、客観的に自分を見ることができるようになります。
勘と経験が冴えている方は、もちろん、それに越したことはないでしょう。ですが、データも上手く使えるようになると、より長く安定した運営ができるようになると思います。
大抵、経営の失敗は判断ミスです。それも、思い込みです。
データと勘を組み合わせることで、思い込みを減らせます。
分析を通して、安定した運営を
勘が冴えている間は、データを見なくても運営できます。…が、環境が変わったり、ライバルが増えたり、ちょっと逆風が吹いたときには、データ・分析は必須になります。分析をしないと、自分を信用できなくなったり、焦って変なことをしたり、道に迷ったりしてしまいます。
冷静な気持ちで、長い目で、先を見て店を運営するためには、やはりデータ活用や分析スキルは欠かせません。
なお、データの見方はいくつかパターンがあります。一旦、慣れてしまえば、どうと言うことはありません。大抵の場合、データの分析は、いくつかの観点の組み合わせです。あとは、回数を重ねるうちに慣れていきます。
ただ、身につくまでは、やはり不慣れな作業です。少しでも早く習得したいですよね。
弊社のコンサルティングなら、ひとりでデータを見て悩んで、時間を浪費せずに済みます。
このようなデータの見方や、よりデータが分かりやすく分析できる考え方とツールをご紹介できます。そして、担当コンサルタントが御社のデータを拝見し、一緒に考えていきます。
環境が変わった、データの解釈で悩んだ、というときには、相談にのります。データだけでなく「見てくれている」「味方がいるという安心感」も、好評です。
「データの読解支援」と「便利ツール」で効率UP
弊社では、「データ読解の支援」と「便利ツール」を通して、みなさんの業務を改善します。これにより、店舗の状況把握から改善アクションの実行まで、スムーズに進められます。
まず担当コンサルタントが、皆さんと一緒に、店舗の実績データを読み解きます。意外と、「どこをどう見て、どう判断すればいいのか」まで、丁寧に教えてくれるコンサルは少ないようです。しかし弊社では、どのような場合にレポートのどの場所を見るべきか、丁寧にご案内します。
ただし、売上が小さい段階では、分析し過ぎないほうがいいでしょう。なぜなら、過去のデータが極めて少なく、ヒントが少ないから。まずは施策をがんばって、売上を伸ばすことです。
そうすると、分析対象のデータがたまります。、それから、ゆっくり分析することをおすすめします。弊社では、そのような形で「ある程度施策が進んでから、レポートを見る」という流れにしています。
また分析レポートより、編集や調査業務を効率化するツールも提供しています。
手でこまごまと調べたり編集していたものが、一瞬でできるようになります。弊社は社内にエンジニアがいるので、このようなツールを多数開発しています( 表に出していない画期的なツールがたくさんあります)。中にはクライアントの皆さんから、「これなしでの仕事は考えられない」と言われるほど好評なものもあります。