楽天の伸びが鈍化したから、他モールに力を入れようかな。本店ってどうやったら伸びるかな。
YahooやAmazon、本店などに力を入れるという人も増えていますね。それぞれに「抑えておくべき特徴とコツ」があるので、弊社も、最近はモール毎の細かなテクニックも案内するようになりました。
ただし、表層的なテクニックだけを追い求めると、大きなリスクを背負うことになります。本店や他モールに力を入れる際は、下記の内容も意識することをオススメします。
青い鳥を探さない
今は競争が少ない環境だったとしても、時間が経つと、どんどん競争が激しくなっていきます。現在競争が少ないモールでも、それは同じことです。
どのプラットフォームでも競争があります。徐々に競争は激化し、成長は鈍化します。なので、本当に大事なことは、「どのプラットフォームがいいか」ではありません。
「競争のゆるいモールなら儲かる」「激しくなったら儲からない」という、市場環境だけに依存した生き方は危険です。短期的には、そういったモール毎の細かい調整で売上を伸ばすのはいいでしょうが、必ず同時に、中長期的なことも考える必要があります。
※本店もプラットフォームです。本店は競争に晒されない・・と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。集客経路は大抵の場合、GoogleやYahoo!の検索が中心ですよね。Googleの検索結果でも広告でも、必ず隣にライバルがいて、必ず比べられています。
選ばれる理由を作る
中長期的に考えるべき大切なこととは、「たくさんある店の中で、どのようにして選ばれるのか?」です。
お客さんは、大手と比べて安くなく早くもない自分の店で、ライバルが多い中で、なぜわざわざ買わなければならないのか?答えられますか?それへの答えがないと、出店先がどこだろうと、本店だろうと、競争が激しくなれば、いずれは埋もれてしまうことになります。
こういった問題について十分考えた上で、本店や他モールに力を入れるのはいいと思います。
弊社では、モールや本店かに関係なく汎用的に使える「選ばれるための工夫」の検討を大切にしています。モール/本店関係なく、環境が変わっても生き残れる道を、一緒に考えてみませんか。
本店や各種モールへの向き合い方
以上、「本店も各モールも、時間とともに競争は激化する」ことが、お分かり頂けたと思います。
長い目で見て商売を続けるためには、「いま競争が激しくない」「いま伸びている」からという、短期的な話に振り回されないのが大切です。
多店舗展開をやるな、と言っているわけではありません。本店やヤフー店を作って、「これで売上が上がるといいな」と思って終わりではいけない、ということです。
目先の売上を取りたいのは分かりますし、弊社もそのための方法論を案内しています。
実際ちょっとした工夫で伸ばせる箇所はありますから、そういった知識や作業は大切です。でも、競争が必ず激化しますから、面を広げるだけでなく、内側を強くする工夫をこそ考えるべきです。
短期と長期、万遍なく力を入れてください。
他モール・本店でも使える「汎用的なノウハウ」が身につく
弊社では、モールの裏技ではなく「本質的なノウハウ」をお伝えしています。
事実、弊社書籍「黄色本」で書いたノウハウも、色んなサイトで使える汎用的なものでから、多くの独自ドメイン店でも教科書として愛読されてきました。
ですから、弊社からご提案した「楽天店の売上を伸ばす施策」を学んで実践したら、他モールや本店でも売上が伸びたということも、よくあります。