しばらくは調子良く売っていたんだけど、ここしばらくは横ばいか、売上げが落ちてきた。
いろいろ調べたり考えたけど、どれもピンと来ない。手応えがない。手詰まり。時間を無駄に使っている気がする。打開策が必要だ・・
いったい何が正解なんだろう。先が見えないなあ。
そんなお話をよく聞きます。いろんな人の成功ストーリーが聞こえてきますよね。もしくは、これをやるといい、これを覚えてください、といったノウハウも沢山聞こえてきます。
でも、誰かにとっての正解が、あなたにとっての正解とは限りません。
だから、これまで効果がなかった様々な施策は、実は、いまの御社にとっては不要なことだったのかもしれません。
「誰かの正解」は、あなたの正解とは限らない
毎日耳に入る色々な情報は、どれもこれも大事に見えて、正解に見えて困ってしまいます。
でも、本当に大事なのは、世の中やトレンドなどの「誰かにとっての正解」ではありません。「自分にとっての正解」を見つける必要があります。
ステージによって答えが違う
例えば、「他店がマネしにくいクリエイティブな売り方」が大事だとしても、お店のステージによっては、それ以前の「商品登録の効率化」や「外注先の選定」の方が大事だったりします。
逆に効率化が大事だとしても、「効率改善のそもそもの強みの見極め」が必要だったりもします。
ある人にとって正解でも、誰かにとっては違うんです。
これはステージの違いです。いまそれが必要かどうか、です。
しかし、世の中に流れている情報には、「この話はこんなステージの方向けです」という目印は載っていませんよね。大抵「誰にでもおすすめ」「必見」といった調子で届きます。
いわば、自分は本来「かけ算九九」を覚えるべき段階なのに、ほかの人が「コレ必読だよ」といって三角関数の本を渡してくれたような状態です。
ありがたく受取って、読みますよね。でも、分かりません。そんな段階ではないですから。当然つまづきます。そして、「やりかたが悪いのか」「能力がないのか…」などと悩みます。そうではありません。ステージが違うんです。
そんな調子で、多くの人が、「今やるべきではないこと」に無駄に労力を使っています。これはとても怖いことです。あなたは、優先順位をつけられていますか。それは正しい順位になっていますか。
労力を分散させない
「これをやるといい」というアイデアやノウハウは、たくさんあります。確かに、やらないよりはやったほうがいいでしょう。でも、それら全てに手を出しても、時間や労力が分散するばかりで何も変わりません。
「今やるべきこと」は、意外と限られています。
想像してみてください。これまで色んなことに投入してきた労力を・・もし、何か「一番大切なこと一つだけ」に集中していれば、大きな成果が出たんじゃないでしょうか。
だから、私たちは、「優先順位付け」のお手伝いをします。
今やるべきことは何か。そして、今やらなくていいことは何か。
少人数で運営するお店であれば、時間も予算も、体力も気力も限られています。なるべく回り道せずに努力しなければいけません。
「いまの自店に必要な施策」に一点集中
以上のように、「誰かにとっての正解」は、御社にとっての正解とは限らず、むしろ逆効果になる場合すらある、ということが分かりましたね。
だから必要なのは、「自店舗にとっての優先順位」を見極めることです。
「いまの自店にとって一番必要なこと」に、限られた労力を一点集中で投入することが大切です。さもないと、限られた労力が分散して、何も変わらないことになってしまいます。
弊社のコンサルティングでは、数多くのお店を支援してきた経験から、第三者の立場から、客観的に、優先順位を案内できます。
加えて、それを具体的にどう進めるか、背景にはどんな考え方があるか、今やらなくていいことは何か、まで案内します。更に、提案して終わりではなく、実行完了まで併走して、一緒に考えています。
私たちは、「限られた労力を一点集中」して、現状を変えるお手伝いをします。
「優先順位」が明確に
戦略的に、やるべき施策の順序を明確にします。
特に、小さな店は「何をやらないか」が大事。
人員も時間も資金も不足しているので、一度にたくさんのことに取り組めません。
なので、「何を後回しでいいか」を判断するのが大事です(これを「劣後順位」と言います)。
下の図をご覧下さい。
左の図のように、統一感なくバラバラのことをしていると、何にもなりません。
しかし、右の図のように、優先事項に集中すれば成果を出せます。
そこで、弊社コンサルタントが、御社の優先順位を明確にします。
そして、優先度の高い施策から順に取組んで頂きます。
具体的には、もっとも成果が早く、かつ手間とコストが少ないことから順に進めます。
たとえば、広告やイベントへの参加、メルマガ改善は二の次。仮に目先の売上が上がるとしても、常にそれをやり続ける必要があり、土台を作る時間が削られます。
優先すべきは、「いちどやっておけば、ずっと効果が続く施策」。
それにより、「ポイントや広告がなくても、日々の売上ベースが高い状態」にするべきなのです。
これに加えて、迷いや不安が減るので、別人のように「行動量」が増えます。
「どれが正解だろう・・」などと、「行動せずに悩む」ことに時間を使わずに済むからです。弊社コンサルティングでは、「実行そのものに集中できる」ので、効果を早く実感できます。