エクストリームリーディングとは?
エクストリームリーディング(Extreme Reading)とは、「エクストリームプログラム」(アジャイル開発)と呼ばれる、プログラム開発手法を応用した読書法のことです。
日本語では「読書会」と呼びます。
1人ではなかなか読みこなせない書籍などを、何人かで同時に読み、互いの解釈を語り合います。
エクストリームリーディングのやり方
時間を決めて、全員が同じ書籍を一斉に黙読します。
一冊を一気に読了することは難しいので、読み始める前に、一回に読む単位(数ページ)を参加者間で合意します。
読んでいる間にわからない点があれば、いつでも互いに質問して構いません。
読み終わった人は読了宣言をし、残りの時間は内容のまとめなどにあてます。
全員が読み終わったら、時間を決めて、不明点の確認や重要な部分の議論や意見交換を行い、内容をまとめます。
次の単位のページに移り、「各自で黙読→みんなで議論」のサイクルを繰り返します。
1冊読み終わったら、各単位の前後関係を整理し、本全体の趣旨をまとめます。
エクストリームリーティングのメリット
事前準備はいらず、その場で書籍を読むため、参加者の負担がほとんどありません。
また、1単位を読み終わったら、すぐにメンバー間で対話を行うため、しっかり理解でき、内容を覚えることができます。
複数人で同じ本を読んで話し合う為、様々な人の見識を知ることができ、一人の読書では得られない気付きや深い理解を得ることができます。