開封率とは?
開封率(open Rate)とは、「配信したメールやメルマガが、どのくらいの割合で読者に見られたか」、受け取ったメールを開封した割合を指します。
メールマーケティングにおいて、開封率は重要な指標です。
開封率を計測することで、配信したメールの効果検証をすることができ、メールの件名や配信タイミングなどの改善につなげることができます。
開封率の算出方法
開封率は、「開封数 ÷(配信数 – 不達数)」で求めることができます。
メールを配信しても、迷惑メール扱いになるなどして、相手に届いていない場合がありますから、メルマガが届かなかった数(=不達数)を引いて算出します。
例えば、1020通のメルマガを配信して、不達数が20通、開封数が20通だったとすると、「20通÷(1020-20)=2%」となり、開封率は「2%」です。
開封率の評価
せっかくメルマガを配信しても、開封されなければメールの中身を読んでもらえませんから、当然、開封率は高い方がいい、ということになります。
メールの開封率を計測できるのは、HTMLメールのみです。テキストメールは、開封率を計測できません。
メルマガの開封率が低い場合は、以下のようなポイントを見直すことで、開封率を改善することができます。何度もトライ&エラーを繰り返すことで、メルマガの効果を高めることができます。
- メルマガの件名を見直す
- メルマガの配信タイミング見直す(配信日時、配信頻度)
尚、不達率が高かったり、配信遅延がよく起きていたりする場合は、メール配信システムの見直しを視野にいれる必要があります。また、そもそもメールを見ていない休眠状態の読者が多い場合も、対応は異なります。