R-Messe(旧R-Chat)とは?
R-Messe(アールメッセ)とは、楽天市場が出店者に提供する接客ツールです。2018年9月下旬、全店舗にR-Messeが導入されました。以前はR-Chat(アールチャット)という名前でしたが、リリース直後に名称が変わりました。
当初はチャットでしたが、その後、問い合わせ管理機能がリリースされ、チャットは2019/9/17にサービス終了となります。リアルタイムで返信が必要なチャットは店舗負担が大きいため、自由なタイミングで返信できるメッセージ形式に変更されました。
R-Messeの特徴
ユーザは、商品ページ左下の「ショップへの問い合わせ」から、店舗に問い合わせができます。問い合わせがあると、店舗にはメールで通知が届きます。
2019年には会員IDと連携させ、どのユーザからの問い合わせか、判別可能になりました。また、送ったメッセージの未読・既読もわかるようになりました。
R-Messeの利用料金
初年度の2018年は、利用無料です。当初「2019年7月より利用料金が発生する」と案内されていましたが、7月以降も当面の間は無料(※終了時期未定)となりました。
料金の内訳としては、月額固定費の他、利用回数により従量制課金がかかります(100会話までは無料)。R-Messeを使わない場合でも、月額固定費はかかります。
契約プラン | R-Messeの月額利用料 |
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スタンダードプラン・メガショッププラン | 5,000円+従量制課金(100会話以上 10円/会話) |
がんばれ!プラン・ライトプラン | 3,000円+従量制課金(100会話以上 10円/会話) |
R-Messeの事例
楽天EXPO2018で、R-Messe(当時はR-Chatでチャット)のモニター店舗の事例が公開されました。
2017年11月から試験運用を開始し、約100店舗にテスト導入されました。試験導入では、「転換率 14.8ptアップ」などの成果が報告されています。
下記のように、手間をかければ効果が高い施策であることが報告されています。
- お客さんが気軽に問い合わせることができる
- 転換率が向上
- 電話対応よりは業務効率がよい