こちらのお店は、サーチからの集客が多いのにも関わらず、人手不足などによる忙しさもあって、対策は流れ任せ状態…。
頻繁に変動する検索アルゴリズムに、振り回されている状態からのスタートでした。
因果関係が分からず、感覚的に対処
今回は、メンズファッション系ネットショップの、ECコンサルティング成功事例をご紹介します。
このお店は、単価の低い小物がよく売れることもあって、出荷対応数が多く、さらにはリアル店舗の運営もしているなど、人手不足に悩まされていました。
そのため、集客の中心である「検索対策」が必要とわかりつつも、最新のアルゴリズムの状況までは追いかけられない状態でした。
ゆっくり考える時間があれば、自分で検索結果の動向を見て、対策を練ることもできたと思います。しかし、人手が足りない中では、「深く考え、分析する時間」も満足に取れないものです。
結果、何がどうなると結果が出るか、という因果関係がわからないまま、「たぶんこうだろうな・・」という、流れや感覚に身を任せた、手探りでの運営状態になってしまっていました。
店舗情報
- 業種
- ファッション
- コンサルティング継続期間
- 1年3ヵ月
- MEMO
- メンズファッションを中心に扱われているお店です。ECだけでなく、リアル店舗も運営されています。
因果関係を把握し、合理的に運営する
そこで弊社からは、本質論をお伝えすることにしました。お客さんが検索する時の目線や、サーチの仕組み、楽天サーチの構造などを解説。「検索」そのものの本質や構造を学んで頂きました。
制作もされているお忙しい方なので、遠回りをせずに済むよう、かといって枝葉の話に流れすぎないよう、意識してご説明しました。結果、今後ご自分で判断いただくための土台になるべき知識をお伝えできたと思います。
具体的にとった施策を紹介しますと、たとえば「商品の表記変更」が挙げられます。ファッションジャンルは、英語表記のブランド商品が多いですよね。このお店も、最初はそのまま英語表記を商品名に採用していました。ただ、お客さんの中には、英語のスペルがわからなかったり、入力が面倒だったり、カタカナで検索する人も多くいます。そこで、カタカナでの検索にも対応できるよう、表記も合わせて載せておくことを実践いただきました。お客さん目線が身につくと、こういった問題に自然と気づき、解決できるようになるものです。
また、成果につながっているキーワードや、成果につながっていないキーワードを分析。データを踏まえて、都度商品情報を調整していくスタイルをご提案しました。
感覚に頼らず、自己判断できる状態に
上記ノウハウを活用した結果、手探りに陥ることなく、自発的に楽天SEOを実行できる体制が実現。今後、アルゴリズムの変動があったとしても、当社ツールやお伝えしたノウハウを駆使して、独利器で対応することができると思います。
また、今回の提案で、商品情報を的確に調整できたので、お客さんにとって「見つけやすい」「買いやすい」店舗にすることができました。
もちろん、検索以外の伸びしろについても、継続的に様々なご提案をしています。今後の売上の伸びがとても楽しみです。
クライアントからの声
思いがけないキーワードが成果に貢献していたり、 自店のことなのに、ツールを使うことで初めて知ることがとても多かったです。
一時期の「商品名を極端に短くすると順位が上がった」時以来、 順位変動の流れに身を任せているような状態だったので、 自発的に対策できるいい機会を頂いたと思っています。
御社のコンサルティングは、 単純にSEOで順位を上げるというものではなく「人に物を売る」という 基本に立ち返って販売員を育ててくれる稀有なものだと思います。
丸投げのSEO対策とは違って、御社のコンサルティングを受けることで、 お客様心理をよく理解して商品を紹介するという、しっかりとした目的をもった 商品登録やページ作りができるようになったと感じます。
今後もよろしくお願いいたします。