【楽天SEO】SOY常連店舗に聞く!検索順位チェックツールの活用法とは?

楽天SEO 検索順位チェックツールの活用法

こんにちは。コマースデザインの坂本と大邉(おおべ)です。

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今回は「検索伝令くんGOLD」をフル活用されているユーザーさんへ直撃インタビュー第2弾!「腕時計のななぷれ」を運営されている、株式会社nanaple代表の国分さんとマネージャーの吉川さんにお話をうかがいました。

楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)常連店舗は、「検索伝令くんGOLD」を使ってどんな楽天SEOをしているのか?

ぜひ最後までご覧ください!

はじめに:ななぷれ流の楽天SEOとは

時計業界ならではのやり方がある

大邉:今日はよろしくお願いします。御社は腕時計店ということで、ブランドの型番を中心に5000以上の商品を扱われています。価格競争など大変そうですが、どんなSEOをされているのでしょうか。

国分さん:まず業界について話しておくと、時計に関わらず型番全体にも言えることですが、自社開発のPBではないので、各メーカーがお客様に売りたい商品の露出をかけてくれます。そしてそれを求めて商品を選ぶお客さんも多いです。だから「市場のコントロールも、ある程度メーカーさんの打ち出し方に依存することが多い業界」でもあるんです。家電みたいな。

大邉:家電!なるほど、イメージしやすいです。

国分さん:なので、SEOではいち早く出品し、どこよりも先に実績を作って順位を上げる!これが一番大事。そして販促も含めて、検索上位や1ページ目の占有率(※)を維持するようにしてます。
(※占有率=検索結果1ページ目に自店舗の商品がいくつ入ってるかの比率のこと)

坂本:あとからではなく「最初のスピード」と「先に上位表示すること」が大事なんですね。

吉川さん:そうですね。新商品の出品も日々あるので、全てにおいてまずは初速の実績を確保しないと、あとからキーワードを入れたり並べたりするだけではなかなか順位は抜かせないですからね。

坂本:なるほどー。

キーワードを網羅したページを、いかにスピーディに出せるか

大邉:スピードが大事となると、商品登録するときのキーワードの記入ってどうされてるのでしょうか?キーワードまわりって時間がかかりますよね。

吉川さん:時計ジャンルで入れるべき検索キーワードは、特に一番大事な商品名でいうと、ブランドの名前とか品番とか… あとは機能、カラーみたいな「一般的なキーワード」で完成することがほとんどなんですよ。

坂本:へえー!

吉川さん:商品ごとの違いもそこまでないので、自社でシステムを作って、入れるキーワードに優先度を決めちゃって、カタログIDとも作業を紐付けて一括で設定できるようにしています。できるだけ考える要素を削って「いかに最短で出品するか」を意識しています。先にお伝えした通り、最初が大事です。なので、出品時点で7割ほどはキーワード対策が済んだ状態で出せるようにしてます。

大邉:キーワードがルール化できるならシステムはスピーディですね。7割は素晴らしいです。ちなみに登録作業は吉川さんご自身でやられてるんですか?

吉川さん:最初のルール決めだけして、作業は担当者にやってもらってます。「さらにブラッシュアップしたい!こんなキーワードも追加したい!」となった時は、出品後に自分ですることもありますね。

大邉:なるほど、担当者さんがいるなら、さらにスピードがあがりそうですね。

坂本:「ある程度キーワードを網羅したページを、いかにスピーディに出せるか」が業界的にはコツと言えそうですね。

検索伝令くんGOLDで「意味があるSEO」かを検証!

※画面はサンプルです

大邉:そんななかで「検索伝令くんGOLD」はどう活用されているのでしょうか?

吉川さん出品したあとの改善や検証に使ってます。話したとおり時計のSEOは「最初」が大事なんですけど、その後もキーワードを足したり、根本的にやり方を見直したりもするので。

大邉:テコ入れもされてるんですね。たとえばどんな風に使われてるんですか?

吉川さん:たとえば「今月はカシオ」みたいな感じで、毎月特定のブランドを決めて対策しているのですが、そこで表記ゆれとか細かいキーワードを一括で追加したり調整したりしたあとに、ツールを見て実際SEOにどう影響があったのか検証しています。

坂本:追加調整したキーワードの順位を見ているということでしょうか?

吉川さん:そうです。うちは商品数も多いので、商品全部に最適なキーワードを入れるには、やはり事前に「SEOを理解している人」が最初に対応をする必要があると思っています。だから、ここは僕がツールを見て確実な結果(データ)を確認しています。そして「成果がある!」と分かれば、今後出品の流れに組み込んで、担当者に依頼、継続するようにしています。

坂本:なるほど。

吉川さん:根本的な作業の流れに関わりますから、成果を見てやるのは大事です。「売れるかわからないけど、キーワードをなんとなく書いて、作業も増えた…」では作業担当者のやる気も変わりますし。

大邉:そうですね。

吉川さん:なので、キーワードを書くとSEOにこんな影響があるよね、間違いないよねということを示すために順位や占有率が見える「データ」が必要で、そこで順位チェックツールを使ってます。

大邉:順位チェックを自力でやったり、結果をまとめるのは大変ですからね。「検索伝令くんGOLD」なら100キーワードまで自動で順位チェックして毎日レポ―ティングしてくれるので、そういった場面にはピッタリそうです。

検証だけじゃない。「もっと活用できる」検索伝令くんGOLD

「このツール、もっと使えるんじゃないか」

国分さん:話をしてたら、このツール、もっとうまく活用できるんじゃないかと思えてきた。

坂本:どういうことでしょうか?

国分さん:業務フローとして、このツールで検証したときに、効果が出ている・出ていないを判断する基準をもう少し明確にしたいなと。

坂本:たとえば?

国分さん:SEOなので順位が落ちたり、占有率が変わったりしますよね。

坂本:はい。

国分さん:その変化を察知して対処できるようにしたいです。SEOは高い順位や占有率を継続できているかが大事なので。でも今は初回の設定だけで、日々の確認と改善、その明確な業務フローまではできてない。

坂本:なるほど。SEOの改善プロセスに「検索伝令くんGOLD」を組み込むということですね。

検索伝令くんGOLDを「対策のトリガー」にする

国分さん:(吉川さんに向かって)やろうよ!笑 せっかくいいツールがあるんだし。

吉川さん「どうなったら、こうする」「いつ、だれが確認する」とか、この辺をより明確にルール化したいですね。たとえば「検索順位がもし下がったら次どうするのか?」とか「各キーワードでどこまでの占有率を目指すのか」とか…

坂本対策の「トリガー」と、トリガーの後でやる「SEOの改善プロセス」を確立したいわけですね。

大邉:たとえば店長が「成果の確認」としてデータを見るだけでなく、スタッフが対策に動くキッカケとしてもデータを見る感じですよね。変化があったらスタッフ側で原因とか仮説を考えて、それを店長に提案して、改善につなげていくみたいな感じでしょうかね。

吉川さん:そうですね。商品数が多いので、それぞれのブランドに沿った適切なワードを考えるのは各仕入れ担当にお任せするとして。日々の改善ミーティングの中では、「売上をあげる対策としてのキーワードの必要性」や「販促結果を確認するためのキーワード占有率」を話し合って、現場に落とし込むのがベストじゃないかな、と。

国分さんこれができれば店長の手があいてメンバーに切り出しやすいよね。店長に依存しないで済むから、店長はもっとクリエイティブな仕事をする余裕が出るよね。このツールを最大限活用したらできると思う。

大邉:おおおお… 御社のなかで大きな価値を見出されたようで嬉しいです!

坂本:弊社のメンバーに年商10-30億の型番ECを複数回立ち上げたメンバーがいます。その者と一緒に、モールSEOのプロセスを確立してみませんか?ぜひお手伝いさせてください。

吉川さん:よろしくおねがいします。

(その後、お互いにアイデアを出しながら壁打ち形式でディスカッションをさせていただきました!)

おわりに


順位レポートのイメージ

ななぷれさんの「検索伝令くんGOLD」オススメポイント
  • 細かいキーワードを追加したあとの検証に便利!
  • 順位や占有率を見える化できるから、「意味があるSEO」だと示せる!
  • ツール起点で業務フローを組めば、店長の手があいてクリエイティブな仕事をする余裕ができる!

今回は楽天ショップオブザイヤー常連店舗「腕時計のななぷれ」さんに「検索伝令くんGOLD」を使ってどんな楽天SEOをしているのか?をうかがいました。

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