定期購読継続せず

こんにちは、川村です。

定期購読の雑誌が届いた際に、同封されていたもの。

それは・・・振替用紙。

以前の記事「雑誌の定期購読」にて、定期購読を便利だ便利だと申し上げました。 そう、あれから1年。年間定期購読が今号限りとのこと。

継続する気が起きない「定期購読の案内」

でもね、メール便で届くので、住所などが書かれた配送用紙兼振替用紙の上に、下記の文章があっさりあるだけ。

全く引き止めのない「購読継続のお知らせ」

今月にてお申し込みの最終号のお届けとなります。
ご購読誠にありがとうございました。引き続きのご購読をお願い申し上げます。
【継続の場合】下記振替用紙にてお支払い頂くか、コールセンターまでご連絡下さい。


え?

これでいいのですか?あっさりしすぎてやいませんかい?
私、継続しなくてもいいんですかね……。

優良顧客をみすみす手放すもったいなさ

  • ただでさえ、雑誌の販売部数は減り続けてるというのに
  • 書店やコンビニで、1冊ずつ買えるというのに
  • でも、1冊買いになった場合、毎月買う保証はどこにもないというのに

なのになのに、

  • 「1年間確実に読みますよ」というお約束をして、
  • 年間購読料8,640円を、なんと前金で一括払いしてくれる優良顧客

を、みすみす手放しても良いのでしょうか?

なにか、別の用紙を同封して、アピらなくても大丈夫なんでしょうか。

いかようにも引き止めの施策はあるはず

そもそも、出版業界の人間ではないので、「出版社にとって雑誌の定期購読」がどういうポジションにあるのかわからないのですが。
「ファンやリピーターに媚びろ」というのではなく、逃げられない施策位はするべきなのでは。
「この雑誌読まなくなっても、きっと我が社の他の雑誌に…」なんて、アホなこと考えてるわけではまさかあるまいに。

長く愛されるためには「追客」がキモ

ネットショップで考えると、ファンを増やし、長く愛されるためのこの「追客」の部分はホントに”キモ”だといえます。

新規客だけで回していたら、商売は続かない

観光地のマズイ店のように、「一見のお客さんだけを相手になんとか回す」なんてことは、ネットでは長く続きません。
まぁ、クチコミを簡単に調べられるようになった最近では、そういう実店舗も淘汰されていくのでしょうけど。

いずれにしても、なんだか萎えてしまい、結果私は継続しませんでした。
でも、雑誌が毎月家に届くのは非常に便利だったので、何か別の方法を考えようと思います。

PS
ネットショップの追客について、お悩みの方は、弊社までお声かけください。御社のこれまでの歴史、店としての強みや武器、今売れてる商品が何か、業務の体制やメンバーなど、幅広い観点からお話を伺って、「御社ならではの施策」をご提案できます。興味のある方は、以下からお声かけください。

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この記事を書いた人

川村 トモエ
コマースデザイン株式会社 取締役 コピーライター/コンサルタント
ライターからEC業界に転身。商品コンセプト立案やキャッチコピーなど「売れないオリジナル商品」の立て直しを得意とし、ヒット商品を多数企画。中小規模の店に対してわかりやすいコンサルティングを提供しつつ、講演や寄稿も行う。黄色本・マンガ本の著者でもある。
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