こんにちは、コンサルタントの味藤です。
時間のあるときに、コツコツ修正できる「修正ポイント」をお伝えしていくシリーズ記事です。コロナの影響で仕事が減った・・・半端に時間がある状態。「せっかくだから時間を有意義に使いたいなあ」と思っている方、ぜひご一読下さい。
今回は、シリーズ第2回。カテゴリページと回遊性のテコ入れポイントを、弊社のよりぬき記事を参照しながらご案内します。ちなみに、第1回は商品ページ改善でした。見逃した方は、こちらからどうぞ。
1.「分かりづらいカテゴリ名」になっていませんか?
「なんとなくつけたカテゴリ名」が、お客さんからしたらいかに不親切になるか・・ということを説明した実話です。カテゴリ名を「何となく」でつけてる人は必ずご覧ください!
ある人がネットショップを見ていたところ、急に「このサイト使いづらい!!イライラする!!」とのこと。どうやら「どこをクリックしたらいいかわからない」。でも、別のお店では、無事購入ができた。
何が違うのか?
どうやら、カテゴリに原因があることがわかりました。
問題のカテゴリ一覧がこちら。
- 世界規格グレードスペシャリティブレンド
- ○○スペシャリティ
- プレミアムブレンド
- オリジナルブレンド
- 世界の名産地コーヒー
さて・・どこが悪いのか?わかりますか?
続きはこちらをチェック!
2.「親切なカテゴリ分類」ってどういうもの?
ではわかりやすいカテゴリとはどういうものでしょうか?
考え方としては、「細かく刻んでいく」のが大切です。
以下のマンガを見てみて下さい。
これは PC サイトでの事例ですが、スマホで買う場合はより一層この考え方が重要になります。検索で探して絞り込めば・・と思うかもしれませんが、「画像を見比べて買う」商品は結構多いものです。カテゴリを細かく刻んで、その中で画像をザッピングして選ぶことが出来るお店は、快適に商品を探せるので、ついウロウロと見て回りたくなります。
検索に依存しないで、お客さんに優しいカテゴリを意識しましょう。
続きは以下の記事をチェック!
3.お客さんの「商品選び」を手伝えてますか?
ネットショップがページを作り込んでいくときには、1つ1つの商品アピールに力が入りがちですが、実際に買い物をするお客さんは、複数の商品を比較しながら買い物をするものですよね。
なので、具体的に他の商品とどこがどう違うのかをパッと比べられるようにし、「選んでもらいやすい状況を整える」仕掛けがおすすめです。
店舗ページ内に「比較表」を作るんです。
お買い物がしやすくなりますよね。
「判断疲れ」を軽減してあげるのも親切な接客の工夫のひとつです。
この記事を読んで、比較表をつくってみてはいかがでしょう。
4.ライバルを意識しすぎて「暴走したページ」に
ネットショップは全国が相手なので、競合も全国にいます。だから、競争は激しくなりやすいし、やっぱりライバルは気になるものです。
でも、ライバルを気にしすぎると・・・恐ろしい現象が起こります。狭い世界での競争は、本来の目的を見失いがちなんです。
この記事では、「お客さん不在の競争」を繰り広げていくと、どんな恐ろしいことが起こるかを、暴走族と、少数民族と、キャバクラを例に挙げて説明しています。
ライバルを意識すると、お客さん不在の、分かりづらいページになることがあります。この記事を参考に「ライバルばかり意識していないか?」「ちゃんとお客さんをみて仕事できているか」を振り返ってみてください。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
よかったらお問い合わせください!
この記事では、カテゴリ・回遊性を向上するためのヒントをご紹介しました。
これらはほんの一例です。他にもたくさんの方法論があります。昔から、商品ページを作り込むことに重きを置いたお店が多いですが、実は回遊性やカテゴリページは大変伸びしろのある分野です。ぜひ研究してみてください。
もしも、「店舗をどう作り込むか分からない」「自分だけでやってるとマンネリだから客観的な意見がほしい」「ウチのスタッフに教えてあげてほしい」とお思いでしたら、弊社コンサルティング・サービスをご検討ください。
この記事を書いた人
- 有名EC企業にて、店舗の立ち上げから店長まで一連の運営業務を経験し、実績を重ねる。その後、食品メーカーに転職、衰退した人気店の建て直しに尽力。2年間でアクセス数4倍、転換率2倍とし、再成長させる。メーカー型、仕入れ型、大規模、小規模共に経験している守備範囲の広さが強み。ネットショッピングが大好きで、女性ならではの柔らかい物腰の中に、鋭いお客目線が光る。