こんにちは、コンサルタントの石黒です。
今日は、「自分を変える」ことの難しさと、その対策について紹介します。
世の中には、色んな「良い方法」があります。ネットで見た「仕事のコツ」を実践するとスマートに働けそうだ。いいダイエット法を読んだから、これを実践したら健康になれそうだ、等。読んだときは、自分が変われそうな予感がしますね。
ただ、現実はうまくいきません。理解して納得するまでは簡単なんですが・・・「タイミングよく思い出して実行できるかどうか」つまり「習慣化するか?」が、1番の難関ですよね。私もそうでした。
でも、ちょっとした工夫で、大きく改善できました。「意思の力」がなくても、自分を変えられるんです!
なぜ身につかないのか?
新しい習慣を付けるのって中々大変ですよね。自分を変えるのは難しい。原因について考えてみましょう。
忘れるから
人間は、いくら「注意しよう」と頭の中だけで思っていても、簡単に忘れてしまいます。仕事で疲れていたりすると、なおさらです^^;
変わりたいのに変われない。「あぁ、また同じことを繰り返してしまった・・・」と落ち込むことってありませんか。私は・・健康診断の結果が悪いのに、夜中のハイカロリーな食事をやめられません・・でした。特に私は切り替えが苦手で「わかっていても、つい古い習慣を繰り返してしまう」タイプでした。
でも、今日紹介する方法で対策できたんです。スマホの使い方をちょっと工夫したら、良い習慣が身に付きやすくなりました!
「忘れない工夫」は風化するから
「つい忘れてしまう」のが問題なので、対策として、「自分に対して働きかける何か」を作るのが一般的です。壁に「絶対合格」と書いて貼っておくアレです。
社会人なら、PCに付箋で貼りますよね。「ホウレンソウちゃんとやる」など。怒った上司が新人のPCにムリヤリ貼っていたりします。ただ、付箋も「絶対合格」も、ずっと貼りっぱなしにしてると、風景と同化して意識を向けなくなります。 風化してしまうのが問題です。
リマインダーアプリで自分を変える
そこでおすすめなのが、スマホの「リマインダーアプリ」です。
「タイミングの良いリマインド」が有効
リマインダーアプリとは、忘れそうなことを定期的に思い出させてくれる(リマインドする)アプリです。「15時に打ち合わせ」「木曜はジムに行く」などを登録すると、予め予約した時間にお知らせしてくれるアプリです。
一般的には、歯医者に行く等の「予定」を登録するものですが、「自分への注意やアドバイス」を届くようにします。スマホのリマインダーアプリを使って、「タイミング良く」思い出させてもらうんです。
例:食べ過ぎ対策
では、このリマインダーアプリがどのように活躍したか?使い方を説明します。
私は以前、遅い時間に空腹が我慢できず、ついつい食べすぎてしまう癖がありました。そのせいか、先日の健康診断の結果が悪かったんです・・!
「今後は控えないとな…」と反省していました。ですが、思っているだけだと何も変わりません。その後の展開は、お察しの通りです。
そこで、リマインダーアプリを使いました。
毎日21時になると「遅い時間の食事量は控えよう。健康診断やばかったでしょ?」というリマインドが、自分のスマホに飛んでくるようにしました。
実際、習慣が変わってきました。最近はあまり夜遅くにハイカロリーな食事は食べていません。以前ほどストレスも感じていません。よく忘れ事をしてしまいがちな自分にとって、結構この方法は相性がよく、効果を実感しています。
リマインダーアプリを使わずに、朝から「今日こそ夕食を控えるぞ」と考えるのは疲れますし、かといって考えないと忘れます。でもアプリなら、ちょうどタイミングよくリマインドされるから、風化しないし、ストレスも無いんです。
実践してみましょう
せっかくなので、1つやってみませんか?
どんなアプリがいいの?
純正のアプリもありますが、私は高性能の「DUE」を使っています。ネットで話題になっていて定番です。
https://wblog.jp/due/
操作が簡単で、結構細かい設定もできるので気に入ってます。興味があれば、今インストールするところまでやってみましょう!
詳しくはリンク先をご覧下さい。
タイミングが大切
まず、リマインドは、タイミングが大切です。これはアプリに限りません。
私は恥ずかしながら誤字脱字が多い方です。これを防ぐにはどうするか。例えば、「メールソフトを立ち上げるとき」は、良いタイミングですね。メッセージがタイミングよく目に入るようにしておくと良いでしょうね。色々方法はありそうですが、たとえば「誤字脱字注意」が本文にテンプレートとしてあらかじめ差し込まれていて毎回消してからメールを書き始めるとか。。
自分を説得する
あともうひとつ、「未来の自分を説得する」ことです。未来の自分に対して「命令」しても、言うことをきかないので、論拠を持って説得するようなメッセージの方が動いてくれるものです。
リマインダに表示するメッセージの中に、単に「◯◯をしなさい」と命令するだけではなく、「やらないとこうなっちゃうよ」「やるとこんないいことがあるよ」という風に、未来の自分に教えてあげる書き方をするんです。
つまり「やるメリット」「やらないデメリット」を挙げておきます。私の誤字脱字なら、「メールの誤字脱字に注意。信用無くしますよ?」といった表現ですね。なんだか泣けてきますが。。
「意思の力」がなくても、自分を変えられます
まとめます。
- 意識するだけでは変われない
- 貼っておいても風化する
- だからタイミングの良いリマインドが有効
- そのためにはアプリが便利
「決めたことを実行できる」という方は立派だと思います。ただ、それが苦手な、私のような方も、諦めることなく工夫すれば、きっと方法はあるはずです。
意志の力に依存しないで、ムリせずに自分をコントロールしていきたいなと思っています。もしよければお試し下さい!
PS
日々忙しい中で「ついつい日常業務に流されて1日が終わる」という方は、弊社のコンサルティングをご検討下さい!「頭の中でグルグル考えているけど堂々巡りで、手は動かないで、今日も一日が終わってしまった・・・」。そんな状態の解決策は、一人で悩まずに「外に出す」「誰かに話す」ことです。ご興味ある方はぜひ以下のページをご覧ください。
この記事を書いた人
- エクステリア通販会社にて、店長業務に加えて物流・ユーザサポート・システム開発まで幅広く担当。市場ニーズと競合度を見極めて自社オリジナル商品を企画、自ら販促全般まで行って人気商品を量産。楽天ショップオブザイヤーにてジャンル賞を受賞したが、独自ドメイン店にも明るい。休日はバンド活動中。