筋トレに学ぶ!着実に目標達成するための「習慣化と上達」のコツ

筋トレに学ぶ!着実に目標達成するための「習慣化と上達」のコツ

こんにちは、コンサルタントの亀田です。

皆さんは「日課にしていること」はありますか?僕は、筋トレを日課にしています。おかげでダイエットにも成功し、娘にもモテるようになりました(笑)

ただ、今でこそ筋トレを習慣化できている私ですが、始めた当初は挫折の連続…。意気揚々とジムを契約するも「数回行って行かなくなる」ことはもはや様式美でした。

そんな状態から、なぜ今は習慣にできているのか?今回は筋トレに見る「習慣化とゴール達成のコツ」をご紹介します。日々の仕事においても、参考になるかもしれません!

1.やる気スイッチの入れ方

やらなければならないことがあるのに、どうしてもスイッチが入らないことってありますよね。朝、筋トレをやっているのですが、そのスイッチを入れるのに苦労してきました。何度挫折したことか…。

ですが、今ではほぼ習慣化し、体調不良の日を除いて、サボってしまうことはなくなりました。

カチンコ(=きっかけ)を用意する

なぜ習慣化できたかと言うと、「自分なりのカチンコ」を用意したことです。

カチンコってあれです。映画やテレビで「よーい!アクション!」てやる時の小道具です。撮影って、あれが鳴ったら問答無用で撮影がスタートするじゃないですか。

「準備不足…」とか言っていられない、その強制力を自らに課すのです。

僕の場合は、「起床したら、白湯とワークアウト前のスペシャルドリンクを飲み干して、テーブルにドリンクホルダーを置いた瞬間」がカチンコです。置いたら最後。言い訳無用で筋トレスタートです。

まずは「思い出すこと」を繰り返す

とはいえ、これだけだとサボろうと思えばサボれるのですが、少なくとも「思い出すきっかけ」にはなるんですよね。「思い出す」と「やるか」となることが増えていき、気づけば習慣になってました。

なので、この「思い出す」をまずは繰り返すことが、習慣化の第一歩なのかもしれませんね。

みなさんも「ついサボってしまう」「なかなかやる気スイッチが入らない」などの悩みがあるようでしたら、「自分なりのカチンコ」を決めてみてはいかがでしょうか。

2.モチベーションが上がらない時の継続方法

筋トレを習慣化できている2つ目の理由。それは「筋肉をつけること」と「継続すること」を分けて考えるようにしたからです。

一般に、筋肉をつけるためには、筋肉痛になるくらい強度を上げて、トレーニングをします。しかし、「どうしてもモチベーションが上がらない…」という日はありますよね。人間だもの…。
そんなときに有効なのが、「継続すること」にフォーカスすることです。

徹底的にハードルを下げる

どういうことかというと、

  • いつもは100回やっていることを、今日は「5回だけ」にする
  • 50kgのバーベルを、「10kg」に落とす

など、「今日のモチベーションで取り組めるレベル」にまで、ハードルを徹底的に下げるのです。「目的のすり替えだ!」と思われるかもしれません。

ただ、やっているうちに、だんだんやる気になってきて、「5回のつもりだったけど10回はいけるな」と、勝手に強度も上がりだします。これを繰り返しているうちに、強度と継続が両立するようになっていったんです。

小さなことでもとにかく行動してみる

ネットショップの運営においても、「やらなきゃいけないけど、モチベーションが…」という時はありますよね。そんなときは、ぜひこの考え方を応用してみてください。

・今日は、作業用のソフトを立ち上げるだけ
・メルマガのタイトルだけ考えてみる
・弊社のブログ記事のURLをクリックするだけ

など、どんなに小さくても構わないから、何か行動をしてみるのです。

そうしたら、いつの間にか集中モードに入って、「気づいたらやるべきことが完了していた!」なんてことが、あるかもしれません。

3.上達のコツは「ステップを分ける・飛ばさない」

最後は、 全米ベストセラーの筋トレ本「プリズナー・トレーニング」(ポール・ウェイド著)から学んだ上達のコツをご紹介します。

細かくステップを分ける

このトレーニング手法では、トレーニング種目全てに、ステップ1から10まで用意されています。さらに各ステップごとに「初級」「中級」「上級」と分かれています。こんなイメージです▼

  • スクワット
    • ステップ1
      • 初級
      • 中級
      • 上級
    • ※中略
    • ステップ10
      • 初級
      • 中級
      • 上級

鉄の掟「ステップを飛ばさない」

このトレーニングでは、いかなる理由があろうとも、「絶対に犯してはならない鉄の掟」が存在します。それは、「ステップを飛ばすべからず」というもの。

どういうことかというと、各種目の前半ステップは、比較的簡単な内容なのです。だから、つい飛ばして次に行きたくなるのですが、それを「耐えろ」と著者はいさめてくるのです。

各ステップにあえて時間をかけ、丁寧にトレーニングすることで、ステップ10をクリアするための筋肉を「貯筋」するのだ、と。

「こんな弱い強度でやってて本当に大丈夫?」と、最初は半信半疑だったのですが、結果的に、なかなかの成果につながってきています。

なので、今はこの「教え」に則り、丁寧に各ステップをこなすようにしています。

急がば回れ。着実に進めよう

どんな目標でも同じですね。

一足飛びに結果を求めるのではなくて、着実にステップを刻んでいく方が、結果的にゴールは早く達成できるということかもしれません。

みなさんも、「なかなか達成できない目標がある」という場合は、ステップをいくつか作って、一から着実にやってみてはいかがでしょうか。案外、達成は早いかもしれませんよ。

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この記事を書いた人

亀田 直人
大手印刷会社にて人事を経た後、営業として、店頭を中心とした様々な企業の販促支援に従事し、紙から鉄まで多様な企画・制作に携わる。色数や印刷方法など、「成果物の完成度」にズレがちなクライアントの要望をそもそもの目的に合わせ整理し直すなど、「成果とコストの見合った効果的な提案」を得意とする。趣味はサッカー(ポジションはGK)、二児の父。

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